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遺産相続の流れ

ここでは、遺産相続の全体像についてご説明させていただきます。

遺産相続というと、 土地・建物の名義変更、預貯金の名義変更(解約)、 相続税の申告などに、目がいってしまいがちですが、実際にやらなくては いけない事はそれだけではありません。

相続手続は、戸籍収集から相続関係説明図の作成、財産調査から財産目録の作成、そして、遺産分割協議を経て、遺産分割協議書の作成、そして最後に名義変更という流れになります。下記では一連の流れをご紹介致します。

◆遺言書が見つかった場合は遺言についてをご覧ください。

相続手続きの流れは下記の通りです。
具体的に調べている内容が決まっている方は、下記をクリックしてください。
それ以外の方は、順番に遺産相続の流れについて確認していきましょう。

相続人調査・相続人確定
     ↓
財産調査・遺産目録
     ↓
相続方法の決定
     ↓
遺産分割協議書作成
     ↓
不動産・預金名義変更

遺言書が見つかった場合の手続きはこちら
相続税の申告がある方はこちら
遺言書作成はこちらから
生前対策(遺言書作成、任意後見契約)を検討されている方はこちら

一般的に、相続は相続開始(被相続人の死亡)から、遺産分割協議書を作成するまでに、最低でも2~3ヶ月ほど掛かってしまいます。これに加えて、遺言がある場合や相続人に未成年や意思能力の無い方(認知症の方など)がいる場合には、家庭裁判所を通じた手続きが必要となるため、さらに2~3か月の期間が掛かってしまいます。さらに、相続税が発生してしまう方が約4%くらいいらっしゃいますので、その場合には半年以上の相続手続きとなってしまうことと思います。

遺産相続に関してトラブルとなってしまうことは決して少なくありませんので、しっかりと相続手続きを進めていく必要があります。いい加減に進めてしまうと、他の相続人に不満を持たれてしまい、同意が得られなくなり、財産の名義変更も預貯金の払い出しもできず、相続財産を自由に分けることが出来なくなってします。

そのため、相続手続きについて、ご不安な点があればどんな些細なことでもお気軽にご相談ください。

上手な相続手続き(円満な相続)
・相続人同士が話し合って、相続手続きを進める
・相続財産調査をしっかりと行って、遺産目録を作成する
・相続人全員が納得の上で、実印を持ち合って遺産分割をする
・弁護士などの専門家の無料相談を活用して法律を確認する
・財産が複雑な場合は、後のトラブルを防止するために公正な第三者に入ってもらう

残念な相続手続き(リスクのある相続)
・相続人調査をしないため、金融機関や法務局での手続きができない
・相続人の同意が得られないので、預金を下ろすことが出来ない
・相続人の同意が得られないので、土地の名義変更も売却もできない
・信託銀行などに依頼して100万を超える多額の費用がかかってしまう
・調停になってしまい、5~6回も裁判所に足を運ぶことになってしまう、

相続問題を弁護士が解決します!お気軽にご相談ください!

相続弁護士

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