遺産分割の際のポイント

１．相続人の範囲を確認
誰が相続人かを確認します。

２．遺産の範囲を確定
原則として、被相続人がなくなった時点で所有していて、現在も存在するものが、遺産分割の対象となる遺産であり、その範囲を確定します。

３．遺産の評価
遺産分割の対象となる遺産のうち、不動産等の評価額を確認します。

４．各相続人の取得額
上記２で確認し、３で評価した遺産について、法廷相続分に基づいて各相続人の取得額がきまります。ただし、法律の条件を満たす特別受益や寄与分が認められる場合には、それらを考慮して各相続人の取得を修正します。

５．遺産分割の方法
上記４の取得額に基づいて、各相続人に分割します。遺産の分割方法には、現物分割（そのものを分けること）、代償分割（物を分けるが、差額を金銭で調整すること）、換価分割（売却して金銭を分配すること）などがあります。

６．遺産分割の成立

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遺産分割に関する詳しい内容は以下をご覧下さい。